かぞくとおかねと人生と

不安と向き合い家族と歩む日々の記録

一時代の終わり と 新たな時代の始まり

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落ちる夕日?登る太陽??

 

随分とたいそうなタイトルを書きました。

週末にとあるお父さんから言われた一言です。

 

その前に、またやってしまいました。

週末に学童の保護者会がありまして

その後に保護者懇親会があったので

どうしようか迷ったものの、

大変お世話になっている方々の集まりであり

ありがたいことに私にもお声がけいただいたので

参加しました。

 

参加するとみなさん本当に良くしてくださって

とても楽しい時間でした。

 

ということで先週に引き続き私自身がオーバーヒートし

昨日はまたまたダウンしていたという状況であります。

本当に学習能力が無く自分で自分を悲しく思います。

 

一方で、そんな楽しい時間を共に過ごして下さった

保護者のみなさん、本当にありがとうございました。

改めて感謝の念で一杯です。

この学童に入って自分なりにもそれなりに頑張ってきて

みなさんに囲まれて本当に幸せだなと思う瞬間でした。

 

さて、懇親会の中で学童の私の所属係である「キャンプ係」の

来年度トップ体制が決まりました。

 

具体的には来年度のキャンプ全体を取り仕切る

総責任者である「野営長」と

事務方の全責任を担う「事務長」が指名されて

お二方に快く承諾いただいた次第です。

お二方、本当にありがとうございました。

 

よって、今年度のキャンプ係の活動も

これをもちましてめでたく大団円となったわけです。

 

今年度のキャンプそのものが実施できたこと、

コロナ被害が出なかったことは「奇跡!」であり、

実施に対しての賛否は両論もちろんあると思います。

 

ですが、色々な意見の中で、特に反対派の矢面に立ちながら

実施に漕ぎつけた今年度の野営長と事務長には

本当に頭が下がりますし、感謝しかありません。

改めましてお疲れ様でした。ありがとうございました。

 

で、やっとタイトルについてです、笑

懇親会の席で今年度の事務長と私とで二人で話す場面がありました。

その会話の中で言われた言葉がとても印象的であり

タイトルに据えた次第です。

 

私にとってはとても感動的な言葉であり、

とても寂しい言葉であり、胸が熱く痛くなった言葉です。

 

タイトルの背景を記したいと思います。

 

私と今年度の野営長は同じ6年生の父親でありまして

学童入所から家族ぐるみでとても仲良くしてもらっています。

私たちが1年生の親として学童に入所し、

お互いキャンプ係となった時に

当時2年生の保護者でありながらその年の事務長の任に

就いていらっしゃったのが今年度の事務長その方でした。

 

注) 学年は兄弟児がいるとややこしいですが雰囲気がわかれば

 

2年生の親がトップについているという状況からおわかりかもしれませんが

ちょうど私が入所した1年生の時がキャンプ係の時代の変わり目であり

今までの6・5年生の親が中心の運営から、

2・1年生の親が中心の運営に移行するタイミングでありました。

 

運営の移行と文面では簡単に書けますが

半ば強引であったとしても次の世代に渡したという表現の方が

似合いますでしょうか。

突然の世代交代で2年生の親は苦労されたと思います。

あ、書き遅れましたが野営長も2年生の親が担いました。

 

当時の私たち1年生の親も何となく大変な状況なんだなとは

傍から見ていてもわかりましたが、

何分、全く学童キャンプがわからないので戦力になりません、笑

(私なんてインドア派なのでキャンプのイメージができない)

私たち1年生にできることは2年生に「ついていく」ことだけでした。

 

本当にただただ「ついていきました」、笑

 ・キャンプ用語もよくわからないのに

  毎週開催される難儀なキャンプ係の打ち合わせに参加

 ・まだよく知らない2年生の親と

  気疲れする長時間の車中に揺られての下見を何度も

 ・火起こしにつかう薪割りや買い出しなどの重労働

 

などなど、挙げればきりがないですが

とにかく2年生に「ご協力お願いします」と言われれば

私含めた1年生の親は休むことなく参加していました。

正直、1年目の毎週のキャンプ係の活動はかなり辛かったです。

 

そんな厳しい状況でも何とかやり切ったことで

学童全体から見ると無事にキャンプ係新時代が始まったわけです。

 

以降は、私も野営長や事務長をやらせていただきました。

今年度の事務長も当然のようにきっちりと野営長を実施いただき

今年度の野営長を含めて私と同学年のお父さんが3人ほど

野営長を実施いただきました。

 

まさしく厳しい世代交代劇を経た産物として、

私の1つ上の学年と私と同学年の親を中心に据えた

その後の5年間の安定と充実した係運営体制が敷けたわけです。

 

 

そんな時代の変わり目がなぜ今回なのか。

 

今年度の野営長は今年度をもって学童を卒所されます。

併せて、私と同学年である6年生のキャンプ係経験者の親も

かなりの方々が卒所されてしまいます。

また、今年度の事務長は仕事面の状況などがあり

次年度以降のキャンプ係への関りが難しい。

 

5年間キャンプ係は上記2つの学年で安定していたゆえに

係への人の補充が少なく5・4・3年生の親で経験者がいない。

よって来年度の野営長と事務長は現在の2年生と1年生の親である。

 

今年度の事務長が仰る通り

キャンプ係内の「一時代が終わった」のです。

 

その言葉を聞いたときに率直に感じたのは達成感であり、

この時代の係メンバーと共に過ごせたことへの感謝でした。

 

そしてその後からすぐに追いかけてきたのは、

取り残されてしまったような、なんとも言えない寂しさでした、、、

 

うーん、

我ながらかなり取り留めのない長文となってしまい恥ずかしいです。

私の心の混乱具合だけでも伝えられていれば幸いです。

 

時代はいつも変わりますし、

今後もキャンプ係はちゃんと成立していくのでしょう。

新時代も素晴らしいキャンプ係体制が築かれるものと

私は感じています。

 

私は妹ちゃんの卒所までキャンプ係で居続けるのか、

他の係に異動となるのかはわかりませんが、

キャンプには毎年必ず行きたいと思いますし

キャンプ係から離れても積極的に協力したいです。

 

そうとはわかりながらも、

今年度中だけはキャンプ係旧体制の時代を振り返り

思いっきり好きなだけ懐かしみたいという気持ちで一杯です。

 

最後に今年度の事務長が言ってくれました。

「私が2年生の時に1年生のみなさんがついてきてくれて嬉しかった。

 みなさんが一つ下の年代で入ってきてくれて本当に良かった」

 

本気でやってきたからこそ出会えた素晴らしい到達点、

もう少し感傷に浸ろう。

 

さはら