かぞくとおかねと人生と

不安と向き合い家族と歩む日々の記録

お姉ちゃん達人になる

今日から12月、今年最終月はどうでしょうか。

昨日、11月最終日にとても嬉しい結果が出たので

今日はそのことを記しておきたいと思います。

 

お姉ちゃんの学童では

毎年11月に伝承遊びの検定試験が行われる。

簡単にですが伝承遊びとはいわゆる昔からある遊びであり

子供から子供へ伝わっている遊びとのこと。

 

お姉ちゃんの学童の伝承遊び検定試験は8種類あるそう。

 >けん玉

 >こま

 >羽根つき

 >まり

 >お手玉

 >竹馬

 >ゴムダン(ゴム跳び)

 >あやとり もしくは 百人一首覚え

だったと思う(聞いたけど記憶が曖昧、笑)

 

検定試験は2年生から受けることができ

1年間に最大2種類の伝承遊び検定に挑戦ができる。

 

検定とは各遊びに設けられている数種類の技を習得することで

その遊びのすべての技を習得した者は

「名人」という称号が与えられる。

そして翌年はその遊びの先生として教えることになる。

 

検定期間は毎年11月の6日程度と少ないチャンスであり

6年生まで最大「2種類×5年=10回」の検定を受けるチャンスがある。

 

そして、

6年生までに8つの伝承遊びすべての検定で名人となった者が

「達人」と認定される。

 

今まで娘の学童44年の歴史で達人に認定された者は

たったの「10名」と難易度ハイレベルのステータス。

 

結論としては掲題に書いてしまったのでバレバレだが

お姉ちゃんが見事に「歴代11人目の達人」となった。

今年の6年生では唯一の達人認定者でもある。

 

お姉ちゃん、本当によく頑張りました。

心からおめでとう!!

知らせを聞いた際には、嬉しさのあまり涙してしまい

お姉ちゃんを強く抱きしめてしまった。

(お姉ちゃんにはウザがられました、笑)

 

達人になっても、あと一歩でなれなくても

お姉ちゃんの頑張りを称えようと思い

昨晩の料理は「■■ すき焼き ■■」と決めていた。

 

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お祝いのすき焼き

 

とにかくお腹いっぱいになってもらいたくて

大量につくりました。

 

ではみんな揃って

「お姉ちゃん、達人達成おめでとう!」

「いただきます」

 

みんなの笑顔溢れるとても素敵な食卓でした。

みんなお腹いっぱいになったとのこと、嬉しい。

作りすぎましたね、余りましたので明日もいただきます。

 

ということで、満腹ごちそうさまでした。

 

夜、布団の中で感動のあまり涙した理由を

思い返していました。

 

お姉ちゃんは昔から手先が器用ですが

運動が得意という訳ではありませんでした。

 

頑張り屋なので

1年生や2年生の時にはリレーの選手になりたくて

私と一緒に坂道ダッシュなど練習しましたが、

あえなく落選、涙

 

その後もリレーの選手などになることはなく

運動会でも目立つ方ではない。

 

妻も私も小学生の時はリレーの選手に毎年なったり

運動することが好きで割と得意な方だったので

お姉ちゃんが運動会や体を動かす場面で輝かないことが

無意識のうちに残念に感じていたのかもしれません。

 

今年最後の検定に残されていたのは

 >竹馬

 >こま

どちらも器用さが要求される一方で

運動神経的な部分も影響する遊びだと思います。

 

過去に運動神経のある子、器用な子でも

竹馬とこまにやられている児童を目にしてきた。

私はお姉ちゃんの達成を強く信じている一方で、

厳しいかもな、、、とも思っていた。

 

いま改めてお姉ちゃんの達成要因を振り返ると

 ・運動神経で不足する部分は器用さでカバーする

 ・とにかく頑張る、最後まで覚悟を決めてやり切る

2点があげられるのではと想像できた。

(あくまで私の勝手な想像です)

 

特に2番目がお姉ちゃんの最大の魅力なのだと思う。

私はそこに感動してしまい、涙したのでしょう。

 

妻も私も外野ということをいいことに

お姉ちゃんに過度な期待とプレッシャーを

与えていたと思います。

同時に、学童の先生、同級生、低学年児童の思いも

背負っていたでしょう。

 

そんなみんなの思いを全てひっくるめて

頑張ると自分で決めてやりきった。

私の娘でありながら単純に凄いなと思いました。

 

学童44年間で何名が卒所したのか正確な数字はわかりません。

単純に毎年5名としても220名。

その中で達人は10名なので、たったの4.5%。

 

11人目の達人として学童の歴史に名前を残したこと。

親として本当に誇らしいです。

 

これからもお姉ちゃんの強みを存分に活かして

人生を明るく楽しく過ごしてもらいたいと心から思います。

いつまでも応援しています。

 

さはら