里芋をもらい昔を懐かしむ
今週に入って朝の冷え込みが厳しい。
朝、洗濯物を干していると指先がキンキンに冷え
痛すぎます、涙
先週末に娘の学童からお裾分けということで
「里芋」をいただいてきました。
近所の方が大量にあるからということで
学童に寄付してくれたとのこと。
学童でも食べきれないので
更に各家庭に分けてくれたようです。
そういえば里芋ってあまり食べないな。
そんな風に思っていると懐かしい思い出が
フッと蘇ってきました。
山形や宮城では10月~11月に河川敷にて
「芋煮会」が開かれる風景をご存知でしょうか。
簡単に言うと秋の河原で鍋料理中心の
バーベキューが開かれている様子を
想像してもらえると良いかもしれません。
(私が参加した芋煮会はそんな感じでした)
この芋煮会の鍋の中心食材が「里芋」です。
秋風たなびく河川敷にてアツアツの鍋を食べる、
併せて日本酒をガンガン飲む、それはもう最高の一時でした。
ということでいただいた貴重な里芋を使って
「■■ 寄せ鍋風の芋煮 ■■」
里芋を調理した経験はありません。
(芋煮会も本場の方々に調理いただいたものを食しただけ、笑)
実際に水で煮てみるとビックリ!!
アクと一緒に「泡(ぬめり気)」が大量に出るのですね。
すくってもすくっても、出てくる出てくる。
きりがない、、、適当なところで諦めました。
タラの切り身がお手頃だったので寄せ鍋にしました。
白菜もまだまだストックがあるので投入です。
少し水分が多めになってしまいましたね。
いっぱいスープが飲めていいかな。
ではみんな揃っていただきます(感謝)
里芋が柔らかく出汁の味が染みて美味しい。
ただ少し、ほんの少し泥臭さがある里芋も。
お姉ちゃんと妹ちゃんは敏感に反応。
里芋にはあまり手が伸びていませんでした、笑
わかるな~、私も子供の時は苦手でした。
タラは安定の美味しさです。
白身で主張しないのですが、身にしっかり味があります。
こちらは娘たちが取り合うくらい、笑
妻は白菜がやっぱり美味しいということで
里芋と合わせて白菜を好んで食べていました。
最後はトロッとしたスープもみんなで飲んで
身体の芯から温まって完食です。
ごちそうさまでした。
【編集後記】-----
東北で体験した芋煮会、本当に最高でした。
風習なのでしょうかね。
全く見ず知らずの散歩がてらの人が近づいてきて
「一杯いただけますか?」といえば
「どうぞ、どうぞ」と大盤振る舞い。
よかったらお酒も、なんて始まってしまい
気づいたら一緒に盛り上がっている。
今でも同じような風景があるのかな?
良い時代だったのかもしれませんね。
久しぶりに東北に行きたいな。
家族も連れて。
さはら