卒業・入学祝い、どうしよう
首都圏の節電要請も
一旦、昨日の午前中で解除。
少し安心、でも、
油断はできないので節電を意識します。
さて、
お姉ちゃんの卒業・入学祝いのプレゼントを
私からも贈りたいなと考えていました。
「末永く使ってもらえるもの」がいいな
と思い、色々と考えを巡らせていましたが、
中々思いつかないものですね。
自分が小学校を卒業した時はどうだったかと
思い返してみると、
今も大事に使っている「ある物」が
頭に浮かんできました。
それがこちら、
「印鑑」です。
印鑑にも色々ありますが
日常的に使ういわゆる「認印」。
こちらの認印は私が小学校卒業時に
学校・父母会からプレゼントされたもの。
「黒水牛」素材がカッコよく、
手にした時にちょっと「大人になった」気がして
嬉しかったことを思い出します。
「うん、これだな!」と思いました。
一方で、
これからの時代、日本独特の印鑑文化も
衰退していくのだろうな、という思いも。
でもまぁ、何年後かに衰退したとしても
お姉ちゃんなら思い出と共に
大切に持ち続けてくれるはず
という感覚があり、プレゼントに決めました。
ということで、
先週末の土曜日、お姉ちゃんと一緒に
近所のはんこ屋さんにGO。
はんこ屋さんには私も初めて入りました。
チェーン店ではなく、
古くから街中にある木造のお店。
お店の中も良い意味でのアンティーク感。
「すみませ~ん」と声を出すと
奥から品の良い店主の「お婆さん」が
「いらっしゃい」と迎えてくれました。
(もう最高、味が有り過ぎです、笑)
娘に認印をプレゼントしたい旨を伝えると
とても丁寧にオーダーを確認してくれます。
・素材はどうする
・名前はどう入れる
・書体はどうする
お姉ちゃんも一緒に話を聞いたうえで
自分の好みに合ったものを選んでもらいました。
・素材「本柘」
・名前「苗字」
・書体「楷書体」
とてもお姉ちゃんらしいチョイスだと
思いました。
店主のお婆さんに少しお話を聞くと
近年、卒業時にはんこを作成する方は
減ってきているということ。
昔は学校単位で注文がきていたようですが
それも最近は無くなったという話でした。
娘へのプレゼントとして認印を贈ること
その認印を買いに来てくれたこと
店主のお婆さんは、
とても、とても喜んでくださいました。
今週土曜日の出来上がりが
本当に楽しみです!!
【編集後記】-----
「名前はどういれるか?」
女の子は嫁ぐと苗字が変わることが多いので
必ず確認してくれるようですね。
ファーストネームを入れることも
提案してくれました。
店主のお婆さんのお孫さんには
ファーストネームの印鑑を贈ったそうです。
(なるほど、、、)
この部分は、お姉ちゃんも私に意見を
求めてきましたが、
一般的な苗字で作ることを提案しました。
嫁いで苗字が変わったら
お姉ちゃんの選んだ「素敵な伴侶」に
作ってもらいなよ、と。
(私は妻に作ってないけど、笑)
カッコつけて言った後に、
お姉ちゃんが嫁ぐことを想像して
寂しく落ち込む私、、、
今回の認印の作成が良い印象でしたので
社会人になったら「実印」を
プレゼントしたくなりました。
実印は、
私が勝手に「ファーストネーム」で
作っちゃおう。
寂しくならないように。
さはら