かぞくとおかねと人生と

不安と向き合い家族と歩む日々の記録

航路を守れ

 

冒頭の画像は

ホワイトデーのお返しに渡した

チョコの空箱。

 

お姉ちゃんが「とてもかわいいと」

気に入っており、ちょっと拝借。

 

タイトルの「航路を守れ」に

ひっかけて載せてみました。

 

航路を守れ、好きな言葉です。

 

航路を守れ

 ジョン・C・ボーグル 著

 石塚 順子 訳

 幻戯書房 発行

 

以前のブログでも書きましたが

「インデックス・ファンドの父」こと

著者を尊敬している私は、

ボーグルヘッズ」だと思います、笑

 

書籍のタイトルにもなっていますが

共感しているキーワードです。

 

さて、

本日の内容としては昨日のブログ

「復職から2か月、、、」の続編的なものです。

 

昨日も記載しましたが

復職に際し心に留めておくこととして

家族に心配をかけたくない

再び休むことは絶対にしたくない

をあげました。

 

そして、あえて小さく一歩ずつ進む

こちらを日々のアクションの基本としています。

 

まだまだ人生の目的地もはっきりしておらず

ぼやけた表現ではありますが、

私の「航路」的なものであります。

 

そして、復職に際して

今後は航路を外すことなく進むために

あるものを捨てました。

 

管理職のポジション」です。

 

会社から提示されたわけではありません、

私から「降格」を申し出た次第です。

 

数年前から管理職というものが

自分の中で重荷になっていることに

薄々気づいていました。

 

業務量が多い、無理難題が多い、

ということよりも、

 

会社や、特に部下の期待に

 必ず応えなければならない

 

という、

心の十字架のようなものに

張りつけられている感覚。

 

薄々気づいていたというのは

数年前にパパ友にかけられた言葉が

ずっと心に引っかかっていたからです。

 

お姉ちゃんの保育園入園時に出会い

以降、仲良くしていただき

何度も家族一緒に旅行に行ったり

お互いの家で食事会をしたりと

今も楽しく交流させていただいています。

 

とある日の何気ない会話でした。

 

私が

「会社はお金を稼ぐところ、

 会社の中で目指したい目標や夢はない、

 働いていても心の底から楽しくはない」

と、ボヤいたのだと思います。

(本音ではありました)

 

するとパパ友が、

う~ん、

 そんな上司の下で働く部下は

 とても可哀想だね、、、

 

私:「・・・・・・」

 

ドキッとしました。

その通りだなと思いました。

 

一方で、

パフォーマンスは出しているのだし

問題は無いだろうとも思いました。

 

私の発言は本音であって

今の会社で働いている限りは

恐らく考えが変わることは今後もない

という明確な何かも感じました。

 

それから数年後の昨年、私は休職入り、、、

 

復職に向けて準備を始めてみると

なぜかパパ友の言葉が頭をよぎる。

 

会社は元の管理職ポジションでの復職を

 認めてくれているが、

 私はそれでいいのか

 

管理職で復職する場合の

 「メリット・デメリット

  得られるもの・失うもの」

 

降格し一般職で復職する場合の

 「メリット・デメリット

  得られるもの・失うもの」

 

考える時間は幾らでもありましたので

何日も、何日も考えました。

 

結果は上記の通りです。

航路を守る」ことを最優先しました。

 

復職し2か月を経て率直な思いは

航路を守って良かったと思っています。

 

何より、私の中の重荷・十字架が

今では綺麗さっぱりとなくなっています。

 

私の舵取りは、まだまだおぼつきませんが

航路上の視界は今のところ悪くないようです。

 

これからも

航路を守ることを優先していきます。

 

最後に、

私の人生において偉大な一言をくれた

親友のパパ友に、心からの感謝を。

 

「ありがとうございました」

 

あなたと出会えて

本当に良かった。

 

さはら