かぞくとおかねと人生と

不安と向き合い家族と歩む日々の記録

先の先を読む

先の見通せない世の中。

 

梅雨の空のもと

今日の天気すら読めない、笑

 

好きな映画に

バック・トゥ・ザ・フューチャー

があるのですが、

 

子供の頃に観ていた記憶では

悪役が、

「未来の本だか新聞だかをもって

 過去に行き」

「賭け事で大勝ちして未来を

 変えてしまう」

という設定がありました。

 

子供心に

「そんな事ができたらな~」

なんて思った記憶があります。

(久しぶりに観返してみようかな)

 

未来に起こることがわかれば

今のうちに仕込むことができる。

先を見通せる力が欲しい

 

ということで、

本日は読書ネタです。

 

 

プロ投資家の先の先を読む思考法

 藤野 英人 著

 株式会社クロスメディア

 パブリッシング 発行

 

投資にご興味のある方であれば

著者の「藤野さん」をご存知の方は

多いのではないでしょうか。

 

レオス・キャピタルワークス株式会社

 代表取締役会長兼社長

ひふみシリーズ最高投資責任者

 

ひふみ投信」には私も思う所があり

過去にとても悔しい想いをしました。

 

2014年に改めて自分の投資スタイルを

明確にしようと勉強し直し、

現在加入している「セゾン投信」含む

3本の投資信託への積立投資を始めました。

 

その時に最終的に候補から外したのが

ひふみ投信」なのです。

 

外した理由は明確で、

今後の株価の成長を見越した場合

海外株式をメインに構成している

投資信託を選んだ方が賢明と判断し

日本株式に比重を置いていた

ひふみ投信を最終的に外しました。

 

その後、ひふみ投信

アベノミクスの追い風も受けたのか

もの凄いリターンを稼ぎ出しました。

 

藤野さんがテレビ「カンブリア宮殿

に出演され認知度が急上昇したことも

受けて、超人気商品に。

 

あの時買っていれば、、、

とても苦々しい思いでひふみ投信

傍から見ていたことを思い出します。

 

一方で、

藤野さんの考えや思想は明確で

私自身もとても共感が持てるものでした。

 

ですので、藤野さんの書籍が出れば

「面白そうだな」と

ついつい買ってしまいます。

 

過去の思い出が長くなってしまいました。

 

今回の書籍も読了しましたが、

藤野さんの考え方が明確に記されており

私としては共感できる部分が多かったです。

 

ウェルビーイング

パーパス

 

という、私の会社の中でも

最近聞かれるようになってきた

ワードを使って解説してくれるのも

有難かったです。

 

「失敗から学べ」ではなく

ミスをしろ

勝つか学ぶか

 

人生は、挫折上等。

 

こんな表現も私にはしっくりときて

あ~、親として娘たちには

こんなふうに働きかけていきたいな、

なんて。

 

テクニカルな投資の話はありませんが

人生の在り方、考え方という点において

とても勉強になりました。

 

ご興味のある方は是非ご一読ください。

 

先が読めないからこそ

先を読む思考力を繰り返し磨き

明日の道を自らの意志で選択していく

力強い行動力に繋げて欲しい。

 

私は読了後そんなメッセージを

自分の中に感じました。

 

さはら