かぞくとおかねと人生と

不安と向き合い家族と歩む日々の記録

キャンプの振り返り(後編)

 

前編・中編と続けてきました

キャンプの振り返りも最後にします。

 

キャンプ終了後の記録です。

少し重い気持ちで書いています、、、

 

私のキャンプの目標3つの内、

2つは達成できたと昨日記載しました。

 

残る1つ、

もしかしたらキャンプだけでなく

学童運営で一番重要な事かもしれない。

 

・みんなで2泊3日を安全に無事に過ごす

 

 「安全に、無事に

 

キャンプ2日目の朝、

児童が1人「発熱しました

 

コロナ第7派の流行期でしたから

発熱の意味はわかっていました。

 

キャンプ運営ルールに則り

発熱児童と一緒に参加した保護者は

即時帰宅していただくことに。

 

一方、キャンプ全体としては

このまま工程通り進めました。

(帰宅手段のこともあり、

 全体で今から帰宅というわけにもいかず)

 

キャンプ3日目の全体解散後、

発熱した児童は検査の結果

コロナ「陽性」判定。

 

役所に対応を相談したところ

対象児童と「食事」「就寝」を共にした

同じ班の児童、および、同じ班の先生が

濃厚接触」にあたるとの見解。

 

見解を受けて、

濃厚接触者の先生はすぐに帰宅し

自宅待機。

 

濃厚接触者の児童の親に

至急連絡を入れて

事情の説明と自宅待機依頼。

 

なんでこんなことに、

悲しい気持ちの中、

バタバタと対応しました。

 

その後、

我が家も含め複数名の児童と

複数名の参加してくれた保護者の

罹患が続々と判明、、、

 

私の家族が罹患した辛さよりも

キャンプの責任者として

多くのご家庭に健康不安を与えてしまった

ことが、とても、とても辛かった、、、

 

優しい保護者の方々からは

本件に関して私個人宛に

励ましの言葉をいただきました。

 

「あなたのせいでは無い、

 現状況では、いつ、誰が罹患しても

 おかしくはないのだから」

 

「参加した児童、保護者にとって

 思い出に残る最高のキャンプだった。

 準備や当日運営に感謝している。

 落ち込むことなど全くない」

 

これらの言葉をいただく度に

感謝のあまり泣けてきて、

 

陽性者がでなければと

悔やんでしまう日々でした。

 

※誤解のないように、

 最初に発熱した児童を責めたことは

 もちろん一度もありません。

 この児童も他の無症状の参加者経由で

 罹患してしまったのかもしれないのですから。

 

やはり「安全に、無事に」を

達成できなかったことに対しては

正直、未だに引きずっています。

 

忘れることはできないのかも

しれません、、、

 

罹患された児童、保護者が

みなさん軽症であり

 

今では元気に復帰されているのが

唯一の救い」です。

 

これが恐らく

私の学童での最後のキャンプ係

になるのだと思います。

 

 

さはら