FIRE険しき道のり
沖縄出張の際のお伴、
機内で読書した本の記録です。
「FIREを目指せ
最強の人生向上術」
スコット・リーケンズ 著
富永 晶子 訳
竹書房 発行
FIREに関する書籍を見つけると
無意識に手に取ってしまいます。
書店で目次をざっと見た感じだと
手法的な目新しい発見はなさそう。
面白そうなところが
著者自身がFIREに挑戦している様子が
ドキュメンタリーチックに書かれている。
20分くらい本屋で迷ったあげく購入。
読了後の感想としては、
「悩みもがきながらFIREへの道のりを
進んでいるのは私だけではない」
という共感と勇気が生まれ、
私は読んで良かったかなと思う。
予想通り、
FIREへのテクニック的な内容としては
新たに得られるものは無かった。
(現収入や家族状況など人により千差万別だし)
特に興味深かったのが、
「家族でFIREを達成すべく
奥様をFIRE仲間に引き入れるため
説得していくシーン」
あー、わかるなー、
私も妻と一緒にFIREに取り組もうかと
考えたことがあります。
(今も頭の片隅には実際ありますしね)
ですが、私は妻を巻き込む選択は
「しませんでした」
家族で取り組めばFIREまでの時間は
確実に早まるでしょう。
一方で、
妻には妻の大切な人生があります。
妻は妻で社会の中で存在する場所を
しっかりと確立してきて今がある。
何より、私と違い
「仕事が好きでやりがいを感じている」
私はそんな妻をいつも羨ましく思う。
妻はFIREなんて考える必要が無いのだ。
私も別にFIREすることがゴール、
目的ではない。
FIREすることで経済的に自立し、
「真に自己実現する」ことが望み。
そこを間違えないようにしないと、
改めて再確認。
さはら