一般解の凄み
今週に入って鼻づまりが多くなりました。
鼻づまりの原因は「花粉症」かな。
花粉症とはもう何十年の付き合いですが
この季節が本当につらいです。
早めに病院に行って薬を処方してもらいます。
今日は読書ネタから。
時間があるとYahoo!ニュースを覗いてしまうのですが
投資関連のコラムをよく見ているので
頻繁に投資関連の内容がレコメンドされてきます。
レコメンドされてきた投資コラムの中に
必読書3選というものがありました。
その中の2選は既に読んでいたのですが
1選だけ読んだことがなかったため
購入して読んでみることに。
「私の財産告白」
本多 静六 著
実業之日本社文庫
本多静六の名前は投資関係の書籍の中でも
度々目にしていましたが、
著作は初めて読みました。
読後の正直な感想は、
「ちょっと読みにくい」
1950年当初のものをオリジナルで出版しているため
文章が昔語りであり読むのに時間がかかる。
一方で、内容はもの凄く素晴らしく
お金とそれに紐づく人生論が誠実に書かれており
私の心にとても染みわたりました。
正に「お金に関する一般解の凄み」でした。
「稼いだお金を使わなければお金は貯まる」
当たり前の一般解であり誰にでも実行可能です。
例えば月給の1/4を天引き貯金するなど。
(1/4は正直つらいです、、、)
ただし、
誰でも知っている当たり前のことでも
「共感し実行できる人」
「そんなことわかっているとだけ言う人」
結局は二分化されてしまう。
どちらを選ぶかは自分次第、
というところでしょうか。
私はもちろん
「共感したので実行する」
こちらを選択したい。
最後の解説に記載されていた
「世の中には知識だけの人が多い」
という一文にも
考えさせられるものがあった。
この木のように幹をしっかりと
ゆくゆくは大きく枝葉を広げるために。
さはら