かぞくとおかねと人生と

不安と向き合い家族と歩む日々の記録

読書と書籍と投資と

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こんな椅子に座って読書でも

子供の頃に好きではなかった読書が

大人になり中年を過ぎた今になって

とても好きになりました。

 

子供の頃に読書の面白さに気づけていれば

また違った人生だったのかな~なんてこと

思ったりしますが、笑

 

The Psychology of Money

 モーガン・ハウセル

 児島 修=訳

 ダイヤモンド社

 

という本が何となく気になって仕方がなく

購入してしまいました。

 

読み終えた今、とても面白かったというのが

私の端的な感想です。

特に長期投資に注目されている方、

実際に長期投資中の方には

一読いただけると共感できるところや

新たな気づきを得られる点が多いと思います。

 

私はセゾン投信の中野会長の書籍に出会い、

書籍の中で触れられていたバンガード社、

故ジョン・ボーグル氏の考え方に共感し

長期投資をスタートしました。

(いわゆるボーグルヘッズという奴かもしれません)

 

本書の中にもボーグル氏の言葉が引用されており

何となく嬉しくなりました。

「足るを知る」私がとても好きな言葉です。

 

本書の中での印象的な文章はいくつもあったのですが

特に印象深い3点を記載します。

 

・投資で結果を出すための最大の秘訣は、

 時間軸を長くすること

 

・自分の時間をコントロールするために

 お金を貯め、使う

 

・貯金をする。ただ貯金をする。

 貯めるのに特別な理由は必要ない

 

どれも重要なマインドセットだと個人的には思います。

 

長期投資は長い旅ですよね。

終わりはあるのでしょうか?

 

私が亡くなったら終わりかな、とも思っていましたが

私が母の残してくれた資金で再投資してきたように

もしかしたら娘たちも再投資するかもしれない。

(遺産が残せれば使い方は完全に娘たちに委ねますよ、笑)

 

そう考えると、どこが終わりかわからない。

それでいいのかもしれません。

 

ふとした時に、

「私はなんで投資しているのだっけ?」

「長期投資でどこに向かっているのだっけ?」

と私自身が道に迷ってしまうこともあるかもしれない。

 

また、私が亡くなった時に残された妻や娘が

「パパはなんで投資なんかしていたんだろう?」

と疑問に思うかもしれない。

 

そんな時に、

本書も含めて本棚に残している書籍たちが

私を長期投資の旅路に戻してくれるし

私が亡くなった後には

妻や娘たちに回答を与えてくれるものと

私は考えています。

 

まだ本棚は一杯になっていませんが

あと数冊で一杯になるでしょう。

 

そうなったら、

より自分が残したい書籍に絞り込む作業が

始まると思います。

 

書籍を集めるのと同時に

次の絞り込みの作業も楽しみにしています。

 

さはら