かぞくとおかねと人生と

不安と向き合い家族と歩む日々の記録

本は精神安定剤!?

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通勤トレーニング中の電車の車窓から

一瞬、富士山がくっきり見えるポイントがあり

気の張ったトレーニング中の楽しみにしている。

 

冒頭の画像は山梨県へ家族旅行で行った際に

河口湖畔から撮った一枚。

本日の富士山も綺麗に雪化粧していました。

 

通勤トレーニングでターミナル駅を利用するので

どうしても本屋に寄りたくなってしまいます。

 

前向きに復職トレーニングに励んでいる一方、

復職に対する漠然とした不安を感じていることも事実。

 

復職を意識してメンタル対策本のコーナーを見てみたり

大好きなお金関係の本のコーナーを見てみたり

するとやっぱり買いたくなってしまい、

本日は3冊お買い上げ!!

 

本を読むことは一種の精神安定剤」に

私の中ではなっているのでしょうね。

 

本日購入した3冊は後でゆっくり読むとして

先日購入し読み終えた本の感想を書きたい。

 

DIE WITH ZERO  -人生が豊かになりすぎる究極のルール-」

 ビル・パーキンス 著

 児島 修 訳

 ダイヤモンド社

 

ゼロで死ぬ!!

結構ショッキングなタイトルである。

 

以前ご紹介した

サイコロジー・オブ・マネー」の読者の方で

併せて読んでよかったという感想があったので

気になっていた。

 

ただ、タイトルから感じていた私の所感は

ありえない、、、」であった。

 

以前のブログでも記載しているように

私が今投資などをして資産構築しているのは

娘に遺産を残す」という意思が

多大に含まれている。

 

よって遺産ゼロで死ぬなんて考えられない

そんな思いを抱きつつ本を手に取ってみた。

 

書店で目次を見てみると

子どもには死ぬ「前」に与える」という章があり

であれば、ということで購入した次第。

 

読んでみての率直な感想は、

一般的な資産形成やお金に関する本では得られない

 人生に対しての示唆に富んだ良い本

だったと感じている。

 

やはり私にとって一番読みごたえがあったのは

子どもには死ぬ「前」に与えるの章。

 

平均的な相続のタイミングは60歳前後とのデータから、

「たいていの場合、相続のタイミングが遅すぎて

 相続人は値打ちのある使い方ができない」

 

、、、確かに。

 

私は母の遺産を30歳になる少し前に相続した。

 

こちらも以前のブログで記載したが

大切な遺産をどのように扱うべきかについて、

社会人になりまだまだ若輩者である身ながら

自分なりに一生懸命考えた。

 

とりあえず投資信託を始めたが

リーマンショックという

未曽有の金融危機を受け

大切な遺産がどんどん減っていった。

 

とても怖かった。

 

景気回復後に次の投資先を勉強のうえ探し

自分なりに納得のいく投資先に託した。

 

母の遺産から脈々と続く資産をできるだけ大きくし

私の大切な娘に渡したいと

今では心の底から願っている。

 

恐らく60歳前後で遺産を受け取っていたら

自分の人生に大きな影響を与える経験を

得ることはできなかったのではないかと思う。

 

自らの経験を通じて著者の考えが

割とすんなりと腹落ちしたのである。

 

その他、

著者の考える人生を豊かに送る方法が

ふんだんに示されている。

 

ご興味のある方は是非一読いただきたい。

 

さはら